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ミュータント・タートルズのkanaco4月末までお休み中のレビュー・感想・評価

ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)
3.3
10代の🐢4人組ミュータントヒーローによるアメコミ『ミュータントタートルズ』の実写映画化。明るくノリの良いポップコーンムービー。亀感はリアル寄りでやや怖い😂でも飼っていた自分を敬愛してくれるペットが喋って踊って地球を救い、自立していくキャラクター性は〈ペット萌〉で可愛く見えちゃう!?(140文字)

****以下ネタバレあり&乱雑文****

◆あらすじ◆
テレビレポーターのエイプリルはある日に悪党を撃退する謎の4人組を目撃する。スクープだと確信し上司に話を持ち寄るが証拠がないと信用してもらえない。諦めることができずに1人彼らを追うエイプリルはその正体を突き止める。それはかつて父親の研究室で自分がお世話をしいた、ルネサンス期の芸術家の名前をつけた4匹の子亀…レオナルド、ラファエロ、ドナテロ、ミケランジェロがミュータントと化した姿だったのだ。再会を喜んだのも束の間、悪党の手下たちが攻めてきて…。

❶🐢🐢🐢🐢のミュータントヒーローによる明るくノリの良いポップコーンムービー

〈ミュータントタートルズ〉は、薬品によって突然変異しミュータントになった子亀4人組のアメコミヒーロー。責任感が強くちょっとお固いリーダーで青ハチマキのレオナルド、皮肉屋で文句が多い赤ハチマキのラファエロ、明るいお調子者でマイペースな橙ハチマキのミケランジェロ、IQが高くて発明が得意な紫ハチマキのドナテロの4名は、ティーンエイジャーで賑やか。年相応でポップカルチャーが大好きなコミカルなヒーロー像。ちなみに幼少期だった私の押しはレオナルドでした🤭昔は真面目キャラ好きでした~担当カラー青だし🤔

幼少期、テレビ東京で放送していたミュータントタートルズのアニメがお気に入りでした。そのアニメ絵がけっこう可愛かったので、そのずっと後に本映画が公開された際、この実写化したタートルズのCMをみて、「ええぇ、アニメあんなに可愛かったのに、実写のカメたち、めっちゃ怖い😱💦」と驚愕。デザインがリアル寄りすぎる😂背丈も大きすぎで目つきも怖すぎる!

マイケル・ベイ制作ということで、ストーリーどうこうというよりは絵力のエンタメに特化していて、アクションや爆発の派手さが目立つポップコーンムービーという印象でした。お話にグッと惹きこまれたり、感心することはなかったかなと思いましたが、だからと言って見ていて退屈することはない感じ。ハイテンションでハイカロリー。何も考えずに「やんや、やんや~」と楽しむが吉タイプです。

❷私的ポイントは自分の飼っていたペットがヒーローだという〈ペット萌〉

で、特記すべきところはやっぱりタートルズたちのキュートさかと思いました。あんなに見た目が怖いにも関わらず、カメたちが喋り出せば、やっぱり愛嬌があってとても可愛いのです。子供の頃はあまり意識していなかったのですけれど、〈タートルズが(あの見た目で)年相応の反応するティーンエイジャーであること〉や〈タートルズがヒロインのペットである(そして再会してもヒロインを保護者として愛してくれる)〉という2点が効いているのかなと思います。

タートルズたちが子供なので、ホグワーツとか、ジェダイとか、知っているポップカルチャーがポンポン出てくるのに違和感がないですし、戦闘時にそぐわぬ能天気な行動をとり始めても「ま、カメだし。しかも子ガメだし」って思ったら陽気な奴らだな~と微笑ましいくらいに留められます。反抗的な暴言を吐いていても思春期かぁ、中二病かぁと大目に見ることがきるし…🤔さらにヒロインに対して「俺の女」的な生意気な口説きをしても、〈ペット〉のカメが飼い主を大好きでそんな口を利いているって考えたら「え、何それ可愛い、許す🥰」ってなりました。何しろペットから言われることだから🤣🤣🤣そんなの可愛い!ってなっちゃう!

人間や宇宙人のヒーローとの関わりとはちょっと違う、飼っていた自分をとても敬愛してくれるペットが、喋って踊って地球を救い、自立していく〈ペット萌〉。そこが一番の楽しかったポイントかなぁと思いました。

🐢🐢🐢🐢💕🐝「ラファエロの性格がアニメと本作で違っていたような…ちょっと粗野な乱暴者になっていましたが、でも最後には知っているラファエロに戻っていました😊物語的にはちょっと弱い…ですが、キャラクタームービーとしては面白かったかな~と思いました😀✨」