劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンスのけまろうのネタバレレビュー・内容・結末

『ムーミン 南の海で楽しいバカンス』鑑賞。ムーミン一家＋αの一行が南の島で優雅な生活をするも、(フローレンを除き)セレブたちと馴染めずに故郷に帰ってくる話。終始シュール過ぎてずっと弟妹と笑っていた。スニフがレギュラーメンバーから外れて、変なイヌみたいな生物が何食わぬ顔で居るのが個人的にはツボだった。そして、ミムラ&ミィは元々海賊の捕虜だったのね。
ムーミンはすぐ拗ねるし、ムーミンママはど天然だし、ムーミンパパは自己語りがすごいし、フローレンはセレブ思考が強いしで、みんなどこかネジが緩んでいて魅力的なキャラクターたち。中身のストーリーもとんでもなくシュールな内容。とにかく面白くて最高だった。バカンスは一時的だからバカンスなのよね。
そんな中でも何かしら意味を求めてしまう性分なのか、最後の結末はパンデミックのような印象を受けた。それは海の向こうから来る人たちを暗に批難しているのだろうか。