りょうすけ

ベネディクト・カンバーバッチ ホーキングのりょうすけのレビュー・感想・評価

3.8
「ベネディクト・カンバーバッチ ホーキング」

ホーキング博士が博士論文として発表し世界的に有名な宇宙物理学者になるまでの物語をイギリスBBCが映像化したテレビ映画。「博士と彼女のセオリー」も同様にホーキング博士を扱って映画だがもっと後のことがメインに描かれていたのでこの映画の部分がどの辺まで描かれていたかはあまり覚えていない。

理系的内容を扱った作品の中でもかなり不親切な映画である程度、物理や数学を学んでいる人でないと字幕を理解することすら難しい映画だと思う。僕のような理系に行ったにも関わらず数学物理の分野から手を引いた人間向きの内容ではなかった。

でもそれはあくまでも学問的内容の話であって映画自体は素晴らしかった。理系に行ったものとしてはやはりホーキング博士は憧れ(本は何冊か読んだ)の存在だし何よりそこに行き着くまでの天才的な頭の回転は本当に素晴らしい。

またそれをベネが演じていると言うところも非常に魅力を感じる。「シャーロック」を観たことがないのだがこのレベルのベネが観れると思うと早く観なくちゃなという焦りの気持ちが湧く笑

テレビ映画だと思って侮るなかれなのは同じくベネ主演の「ブレグジット」も同じ。かなりおすすめ。
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