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はじまりのうたのBABBIのネタバレレビュー・内容・結末

はじまりのうた(2013年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・カーニー監督
Once ダブリンの街角で
の監督最新作はNYの街全体をメインに
キーラナイトレイ演じるシンガーソングライターのグレタ
を売り出すためMV撮影をしてしまおうという話
なのだが、このあらすじでは想像出来ないくらい
面白い。

キーラナイトレイの恋人役にマルーン5のアダムが
起用されており全体的に思い切ったストーリーとキャスト
なのだ。

しかし、ナイトレイがボイストレーニング等レッスンを受けたであろうけれど
歌が上手い。
キーラナイトレイといえば一番印象に残っているのは
ジョー・ライト監督の「プライドと偏見」にて主役を務めた
彼女が自分の父親とダーシーのことを愛しているんだね
みたいな会話をしてはにかみながらも父の目をまっすぐ見て
「ええ、そうよ」的なことを言った後家を飛び出して行くラストシーン
である。
余談だが、個人的にはアメリカ版ラストシーンより
日本版のラストシーンの方が好きだったりする。

話をBegin ageinに戻すと・・
恋人だったデイブが映画の曲を歌い人気になったことから
すれ違い別れることになるのだが、その後留守番電話に
自分と友人で作った曲で完全な別れを告げるという
シーンがあるのだが本当に良い。

グレタを売り出そうとするマーク・ラファロの役も良くて
何度も観たいと思わせられる。

余談だが、個人的には邦題の「はじまりのうた」より原題の「Begin again」の方が
好きである。
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