元ＮＹ市警巡査部長ラルフ・サーキの実体験を綴った手記を元にヒット・メーカーのジェリー・ブラッカイマーが「エミリー・ローズ」や「フッテージ」などホラー作品に定評のあるスコット・デリクソンを監督に迎え霊感の強いＮＹ市警の刑事がその特殊能力を駆使して人間では無い邪悪な存在が引き起こす怪事件を相棒と共に追う姿を描いた刑事物とホラー物を合体させた新感覚のサスペンスホラー！！いわゆる悪魔払い物に刑事アクション要素が加わっているという感じなんだけれど実話ベースということもありダイレクトな恐怖描写ではなく背筋がゾクッとする心理的な恐怖描写で描かれている分スプラッター映画より恐怖度は高く終盤繰り広げられる悪魔払いのシーンはホラー映画上級者の自分でもかなり怖く感じくらい迫力満点でホラー作品としては上位に入る出来の作品だと思います。しかし、監督デビュー作の「ヘル・レイザー／ゲート・オブ・インフェルノ」からホラー畑を歩いてきた監督あえて「ドクター・ストレンジ」という娯楽色の強い作品の監督として抜擢したディズニーとマーベルは凄いですよね。
