邦題はイケてない…原題の方がしっくりくる。
NY市警の刑事ラルフ・サーキは動物園でライオンの檻に向かって我が子を投げ捨てた女を逮捕。女は取り憑かれたかのように錯乱していた…
サーキは別件で逮捕した妻に暴力を振るった男を思い出す。男も同じように錯乱していた…
サーキは何か悪霊のような異質なモノの関与を疑うものの、非科学的なものを信じ切る気持ちはない。
そんな中現れた神父メンドーサはサーキに自身が持つ霊力を捜査に活かせと助言される…
序盤はNYの夜の闇に潜む犯罪をサーキと仲間達が捜査。
ダークでシリアスな雰囲気は『セブン』を彷彿とさせる。
犯罪現場を操作する時も映像は暗く見づらい。
神父メンドーサは若き頃に麻薬やら犯罪に手を染め改心した男で、今でもヘビースモーカー🚬
サーキは当初なかなか信用しないが、錯乱者に襲われたところを神父に助けられる。
悪霊の存在を認識し、過去の自身の過ちを認めたサーキは神父と共に悪魔祓いに挑む。
神父役エドガー・ラミレスがカッコいい。
ちょい悪だが実に頼りになる。
サーキ役のエリック・バナも良し。荒くれた刑事を熱演。
さらに熱演がSハリス。近年ではミッション:インポッシブルシリーズにも出ているが、ここでは超熱演。パワフル過ぎて完全燃焼。よく頑張った！！
監督のスコット・デリクソンはその後『ドクター・ストレンジ』撮ったんだね。
かなりグロシーンもあるので、そういうのが好きな人は鑑賞してもよし。
個人的には好きでした。
