このレビューはネタバレを含みます
照明が印象的でした。
好きな人と一緒にいるときは、100%幸せなわけではありません。
愛しさと、この時間がいつまで続くか分からない不安と、別れの寂しさとが混ざり合って、とても気持ちが不安定になります。
なぜ気持ちが不安定になるのか、主人公を通じて改めて整理できた気がします。
どこにも行かないで、ずっとここにいてと縋るように抱きつく瑞希に、深く共感しました。すごく切なくなりました。
ただ、お父さんが出てくるシーンの意味がよく分かりませんでした。
退屈してしまう部分もあったけど、全体的にとても好きな映画です。