もなもな

アルジャーノンに花束をのもなもなのレビュー・感想・評価

アルジャーノンに花束を(2006年製作の映画)
3.5
心配や不安は恋を加速させるんだなと感じた。

最近、大きな恋愛に終止符を打った私はアリスが学会の後、愛を告げるもシャルルに愛していないと返されるシーンはなんとも言えない気持ちになった。

恋は盲目と言いますが、盲目こそ恋を生むと思う。シャルルの過去を知らないアリスだからこそシャルルに恋をすることが出来た。

一度、恋をしてしまえば、シャルルの過去の不幸は今度は逆に恋を加速させるものに。それはシャルルにとって自分が必要であるという使命感のようなものを生むから。

だからこそ、シャルルに愛せないと告げられたアリスが何も言えなくなるシーンはリアルで心苦しい。

失恋をした人ほど感動出来る作品かもしれない。
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