アルジャーノンに花束をの作品情報・感想・評価

「アルジャーノンに花束を」に投稿された感想・評価

知的障害者が新薬によってIQ190の天才になっていく。
実験ネズミによって、その後退化していく、元に戻っていく姿を知らされる。

アメリカ版とフランス版があるようです。
フランス語の柔らかな言葉の雰囲気が心地よい映画です。
ゆかり

ゆかりの感想・評価

4.8
SFなのにSFに感じなかった
発達障害と言う言葉が一般化され理解が深まるようになった現代、リアルに起こっても不思議ではないからだと思う

名演だったのは言わずもがな
自分の殻を壊す役を演っていきたいと語っていたそうね
今作はベストマッチだったでしょう

起こっている話は残酷なのにフランス映画特有の優雅な美しさを感じる映画だった

小説の良さには敵わないという意見が多かったので、まず映画の良さを味わうべく小説は未読
読んでからまた感想書きたい

現状賛否両論あるラストの在り方に関して
良いとも悪いとも言えないが、あの形が一番心抉られて考えさせられるから成功だろうと思う

どこまで彼女のこもを理解しているのだろうか
彼女も彼の今の状態をどこまで分かっていたのだろうか
あの後彼は切りをつけて家に帰る事が出来たのだろうか
想像が膨らむラストだった
You

Youの感想・評価

3.3
原作翻訳を読んだのはもうずいぶん前だけど、子細も忘れてしまったけど、大事にしたい小説にずっとしまってある。

悲しいな。

シャルルは、知的には、普通でない向上を得て多項式を解いたり外国語を習得したり博士レベルの理解さえ得、その中で恐らくかつて見損なわれた母への懺悔と挽回をしていた。そこには少なからずポジティブな喜びもあっただろう。
だけど情緒的には…
賢くなり始めたときのつまらない悪口への悲しみ、賢さが急成長して蘇った記憶の母への叶わない愛着と恐れ、賢さがピークを迎えたときの自分や回りのもの全てへの怒り、退行へ踏み出したときの不安と孤独…
ものを理解できるということが、情緒的には彼に負の刺激しか与えていない。恋はポジティブなものに見えるけど、恋をしたことのある人が皆知っているように、破綻する運命の恋は総括してネガティブだ。シャルルは恋においてすら多幸感を語らず、ただ頭がはたらかず胸が苦しいとのみ評価する。

誰も本当の意味での理解者がいない中で唯一同じ苦しみを共有しているのがアルジャーノンで、彼はとても大事な慰めで崩れかけの希望で慈しみの対象だったわけだけど、彼を拐った末にあの展開に進まざるを得なかったシャルルの深い孤独と絶望はいかばかりか。
本編中にはさして大した交流もないシャルルとアルジャーノンだったけれど、それがかえって最後のシーンを際立たせたと思う。
友達だからではなく、同士だからでもなく、ただすべからく死んだネズミを慈しみ弔うシャルル本来の感性に泣かされた。
今のシャルルの頭の中ではIQ190の頃の自分やアルジャーノンはどんな姿で保管されているのだろう。
どこのシーンよりも何よりも美しいシーンだった。

ものを知ることは苦しい。
それは大切ではあるけれど、幸せかどうかはわからない。
そりゃあ「今より良くなる」なら誰もがそうなりたい。だけど「今より良く」なった代償の不幸を知ることができるのは、どうあがいても「今より良く」なった後でしかないんだよな。

ボワスリエ演じる知的向上後のシャルルは、傲慢さより行き場のないやるせなさをよく見せてくれたと思う。
「IQ103」発言はバカにしているのではなくて、自身がIQ60だった頃を知っているIQ190の自分への皮肉のように感じた。
栫

栫の感想・評価

3.5
賢くなれたらと誰もが思うが、
今を受け入れ満足することの方がもっと大事かも知れない
chisa

chisaの感想・評価

3.7
賢くなればなるほど、見える世界が変わる。

よく勉強のモチベーション向上など、良いふうにしか使われないこの言葉だけど、
この映画を見るとこれが必ずしも幸せへの道筋とは限らないことをしれた。

頭脳が幸せを生むわけじゃない。


すごく感動的な作品だった。
ぱわ

ぱわの感想・評価

2.8
原作が素晴らしいっぽいね。

賢くなることでうまく行くかと思いきや…
って感じやね。
"普通"に生きてて見えてることが
新しく見えてしまって生きづらい様子が
描かれていたかと。

比較的短めやからギュッとまとめられてたかな。
その割には分かりやすかったけど!
臨

臨の感想・評価

3.5
勝手に感動ものだと思って見たんです。
悲しくて打ちのめされました。
題名がとても綺麗で好きです。
「アルジャーノンに花束を」の映画版の中ではこれが一番好き。

体験と知識の対比が物凄くリアル。

このレビューはネタバレを含みます

地獄やん。
シャルルめっちゃ可哀想やしこの終わり方は悲し過ぎるやろ...。
過去鑑賞
何となく感動系だと思ってたけど、すごく悲しかった記憶…
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