すん

ジャングル・ブックのすんのネタバレレビュー・内容・結末

ジャングル・ブック(2015年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

アニメ映画版の大ファンとして、
この作品を作ってくれたジョン・ファブローに拍手を贈りたい。


一見矛盾してしまいそうな、単一的ではないメッセージの伝え方はズートピアを彷彿とさせて、よりリアルな現代社会をジャングルに再現していたように思う

ジャングルで生きたいなら、ジャングルのルールに従え、という前半部と

生きるために自分のやり方を貫けという後半部

でも「ジャングルの掟」でもってシアカーンからモーグリを守ろうとするバルーやバギーラ、オオカミたち

個と集団のバランスというか、

モーグリもシアカーンも異端であり、どちらもそれぞれの自由の為に戦っている。

シアカーンは絵に描いたようなヴィランなのに、規律をもってモーグリを破滅させようとするのに(自らの復讐のために規律をまっとうな理由として悪用しているともいえるが)、それを守ろうとするバルーたちもまた規律を武器に団結するという、

な〜〜んてことも考えなくても絵面とセリフだけで楽しい映画でした。
(考えがまとまらなかったけどとりあえず最高に良かった)

エンディングのスカヨハのトラストインミーが最高やで。
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