このレビューはネタバレを含みます
人殺しにならずに済んだはずが、からのラスト、非常にラースフォントリアー!って感じで期待以上なラストでした。大満足。
取りこぼしてきたものからの報復に遭った主人公。自分がそれを乞えば手に入れられたのにさまざまな分岐点で常に主人公はそれを手放してきた。他者から与えられた無償のものを蔑ろにしてきたツケを払わされてて痛快。セックスを手放す人生は主人公にとってはとんでもない苦行だと思うけど、それが叶えられた時、主人公は無償の幸福を手に入れられるだろう。
殺しちゃったので前途は多難だけどね。