TakahashiKie

ニンフォマニアック Vol.2のTakahashiKieのレビュー・感想・評価

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)
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ジョーはニンフォマニアックというより刺激がなきゃ生きられない人だったのかもしれない。色欲に翻弄されて自らどんどん人生をハードモードにしてしまう。Vol2の方がハードボイルドな感じがして好きだった。ミアゴスの存在感もイイ!
童貞じぃさんの総論「でもこれ全部男の話だったら全然重くないんだよね〜」ってゆうのにもハッとした。
そうだったや…という気持ちがむくむく起き上がってきたあとでのラストだったから爽快!!!ジョーの人生がこれまで散々映画や小説で使われてきた陳腐な終わり方になるなら最悪だと思ったから。セクシャリティの排除ってそんな簡単にできないよ、なぜならそこには必ず他者がいて、否が応でも自分のセクシャリティをまざまざと実感させられてしまうから。セクシャリティによって背負わされたものに気づいたら、元の人生には戻れない。
この映画って男女によってもそうだけど観る人の恋愛観とか貞操に対する考え方とか性的嗜好によって多分色んな見方や感想が出てくる気がするからレビュー読むの楽しい…
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