よくもこんな風にしてくれやがったな。という一番嫌な続編。
最近続編モノ多いけども、大抵ちゃんと面白いから、予告の「なんかトランスフォーマーみたいになってんな」感（トランスフォーマーが悪いというのでなく、パシフィックリムとはジャンルとか面白さのポイントが違うと思う）に、感覚のズレと若干の不安を感じながら行ったんだけども、それよりもっとだめだった。
新しいキャラクターもそれぞれいいのに、過去を匂わせる程度、自己紹介程度、成長もなんかそれっぽいシーンとケンカと、いざとなったら演説でなんとなくお茶を濁して、あとはイエーガーとKAIJUをドッカンドッカンやってればいいというのはやっぱり全然思い入れられないし感動もしないし。
ジョン・ボイエガがいるから余計に、スターウォーズの世代交代は前世代も大事にしたうえで新世代もきっちり魅力的に描いてたのになあと比較してしまう。
あと「市民の避難は完了しました！」とか言ってたけど『マン・オブ・スティール』以上の市街地破壊っぷりは、ちょっと唖然とするんだけど、これが東京だと思うからなのかなあ。
全員日本到着横一列のシーンでスライディングしてフレームインするイエーガー！双剣を構えて両側のビルをなぎ倒しながら走るイエーガー！
戦闘の最中に壊れるのはやむなしにしても、カッコよさのために破壊するのは全然のれないなあとか。
世界は救っても日本の中枢はすべて破壊しつくされたのではないでしょうか。（いつもはよくマンハッタンが破壊し尽くされているので、こういう気持ちになのかな）（あとはこの映画気に入らないと思ってるからこういうところが気になるのかな多分）
２本目作れる分の制作費をギレルモ・デル・トロにあげてれば１作目にもっとできるシーン増えただろうにとか。いってもせんない事だけど。
科学者コンビにし関してはもう何も言いたくない…。
