ラグナロクの足音

パシフィック・リム アップライジングのラグナロクの足音のレビュー・感想・評価

1.2
中国マネーがギレルモデルトロを檻に閉じ込め勝手にロボットを使用してトウキョウを焼け野原にするだけの映画。今年最大のズッコケぶりであった。渾身のギャグも規模がでかすぎると収拾が付かないのだなぇ。これはトウキョウという架空の惑星であると自分に言い聞かせないとやってられない。メイドインチャイナらしい傍若無人な設定と背景美術のテキトーさが際立ちすぎていた。トランスフォーマーしかりロボット映画ってのは最も投資効果を狙いやすい爆買いの対象。グローバルに子ども(つまりその家族も)を喜ばすためにはとりあえず鉄の身体をドンパッチさせ続ければよいわけで。よくわかんないアンニュイな半魚人野郎との性愛に目覚める変体女のラブストーリーを描いてる監督なんかいらねーから下ろせって言った中国人のプロデューサーの顔が目に浮かぶ。しかしイーストウッドの息子まじで冴えないな。
ラグナロクの足音

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