Miri

フランキー&アリスのMiriのレビュー・感想・評価

フランキー&アリス(2010年製作の映画)
3.0
昔リリコがなにかの番組で紹介していて、みたいなと思っていてやっとたどり着いた作品。1970年代の解離性同一障害が認知されていない時代にハル・ベリー演じるフランキーが精神科医と二人三脚でそれを治療していく映画。
他の解離性同一性障害の作品を観ていても、すごく辛くて衝撃的な出来事により自分の中で他人格が生じてしまうというとても不思議で興味深い疾患だなという印象なのがこの疾患。
特にこの作品は、人種差別がまだ横行している時代に、黒人のフランキーの中に白人至上主義者のアリスとジーニアスという子供の人格が同居してしまうとても複雑状況が生まれてしまう。
本当にフランキーはDr.Ozに出会えてよかったと思う。きっと多くの人は当時だと”頭がおかしい”と思われてしまう時代なのだろうと思うととても恵まれていると思う。
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