このレビューはネタバレを含みます
どん詰まりの自堕落な生活を送っているリビーにC. セロンというのは一寸無理がある。
“モンスター”までとは言わないが、それなりのアプローチは必要だと思う。
“Drive”で可愛らしいシングルマザーを演じたパティー役のC.ヘンドリックスも、あまり生活疲れに信憑性が無い。
可愛いし。なんなら私が助けたいし。
生活困窮と長男に掛かった嫌疑。
完全に光明を失ったパティーが取った選択は
子供達に残す保険金目当ての嘱託殺人で、その夜に目撃者のデビーもついでに撃たれ、その間にヤクでイってしまってるディオンドラにミッシェル迄殺されてしまうというのは、どうにも救いが無い。
C..G.モレッツの悪魔崇拝にかぶれた悪女のイカれっぷりは凄かった。
先住民のトレイの関与が思いの外浅かったり、ライルの告白も事件との繋がりは無かったのは肩透かしだった。
全くつまらなくは無いのだが、ヒリヒリする後味だけがひたすら悪いのはあまり頂けない。
まあ確かにタイトルに偽り無しだけど。
クリスタルの行方も気になるところだ。