このレビューはネタバレを含みます
これほどまで大自然の偉大さ、美しさ、恐ろしさを生々しく感じられる作品はなかなかない。
その中にいるちっぽけな人間たち。結局みんな大自然の一部なのだ。
グラスは、熊に襲われても何をしてもなかなか死なない。人間って体力と精神力があれば意外としぶといのかもしれない…と感じた。
「怪我をしたら木のそばにいると良い。細い枝を見るとまるで木が倒れそうに思うが幹を見るとびくともしない」
「復讐は、創造主に任せる」
この2つの台詞がとても印象深い。
自分も誰かに復讐したくなったら、自分ではなく創造主に任せたい!
人間の弱さと強さ、そして自然の雄大さ、さらには全てを知る創造主にまで思い馳せさせられた映画。