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レヴェナント:蘇えりし者のkagoharaのレビュー・感想・評価

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)
3.1
この映画は公開時に映画館で観ていたが、どうも配信でまた見ようとは思わなかったが、撮影手法の勉強のために見てみたらなぜもう一度見ようとは思わなかったのかが、わかった。

この映画、やたら長いのだけど、復讐される側のフィッツジェラルド側の話が蛇足です。
脚本的に言えば必要かもしれないが、対して綺麗な風景を見せてくれるわけでもないので…思い切ってカットし、ヒュー側のサバイバルだけのソリッドな作りでも十分に楽しめたし、アカデミー賞や映画祭で戦えるものになった思うけど、仕方ないのでしょうか?
なんかハリウッド映画って、一方その頃っていう脚本の作り方好きですね。サスペンスというか客観と主観をうまく使って緊張感を出したかったのでしょうか?


この映画は自然光で撮影したため8ヶ月ほど撮影に時間がかかったそうです。
多分編集やVFXの後処理の段階でかなり明るさは補正してると思いますが、ロケならではの自然の美しさに驚きました。

ルベツキ氏らしい、アクションカメラ的なカメラワークが神技でした。ただ意外とフィックスやドリーを使ったごくごく普通のカットがめちゃくちゃ綺麗でした。
いやー
映像も音楽も最高!
ただ、話がミニマルならもっと最高でした。
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