貝

レヴェナント:蘇えりし者の貝のレビュー・感想・評価

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)
4.5
高評価付けざるを得ない作品だった。そんな言い方語弊があるんですけど。あの自然のスケール感とかあり得ない過酷さとか、本当に一言で、すごい映画だった。

沈黙のシーンの圧倒的な多さと、時代背景が掴めてないのと、なかなかアーティスティックなシーンもあったりと、退屈もするしわかりづらさもあるかなと思った。
息子を殺した男への復讐の物語のようで、ほとんど自然との闘いの物語だった。照明はまったく使わず自然光だけで撮られたって話だし、自然の壮大さ美しさが魅力。グラス(レオナルド・ディカプリオ)が熊に襲われるところからその熊の毛皮を剥いで防寒具に使うとこや馬の腹のなかで寒さを凌ぐシーンまで、同時に自然のどうしようもない厳しさも描かれてる。人間ってこんなにちっぽけで強くて賢くて弱いんだと感じる。
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