ヒデロー

彼方からの手紙のヒデローのレビュー・感想・評価

彼方からの手紙(2008年製作の映画)
2.5
【朝倉あきの可愛らしさに参った】

サンクスシアターにて鑑賞。

まず一言。
朝倉あきが可愛すぎる!!
彼女目当てで鑑賞を決めました。
今の朝倉あきが見たら赤面したくなるような場面も多くあったように思います。

学生の卒業製作による作品ということで、ツッコミたくなるような展開や、カメラワーク、演出等々、粗さは目立ちます。しかし、終盤に行くにつれ引き込まれている自分がいるのもまた事実。
きっと、学生にしては大変優秀だったのではないでしょうか。
シナリオの教科書的な部分が多く感じられました。

部屋で暴れ倒すシーンは、何だか“名場面風”な印象だったが、率直なところよく分からないというのが本音です。
してやったり感はありましたね。笑

時代を表す道具として携帯電話がありますよね。
現代ならスマートフォンで、ひと昔前ならガラケーで、さらに前になるとアンテナが付いていたり、はたまたもっと本体が大きくなっていたりと。
時間が錯誤する本作において、携帯というツールはもっと有効に使えたかもしれません。
ただ、2008年の作品を2021年に見ている時点で鑑賞者もまたタイムトラベラーなのかもしれない。

高校生の頃のあどけない朝倉あきを納めた歴史的映像として貴重な一本です。