バスを全速力で追いかけて、追いついたと思ったらバスは行き、男は残ってフラフラしている。
欲望の緩急を一連で見せてしまう鮮やかさ。
ユキはベランダから母とその再婚相手が落ち合っているのを目撃している。…
「それでも追いかけてくるのがピストルだ」
部屋がすごくよくて、あんな部屋に住んでいたら生活なんてできなくなってしまうな〜とおもったけれど、その部屋で繰り広げられるささやかな生活みたいなものがたしか…
車に乗っても地図を見てもバスに乗っても地球儀を回してもどこにも行けないのに、あの部屋には雪が降る。積もる。
はなれていても違う時を生きていても、
ふたりは同じリズムを歩いているみたい。
そんな大嘘を…
良かった!
生と死、みたいな少し重いテーマに踏み込んでいく展開だけど、男性主人公のゆるいキャラクターのおかげか、心地よいバランスで見られた。
ラストの展開はちょっとコテコテな感じもしたけど、やっ…
観る前から凄いということは聞いていたけどすごかった
ファーストカットから度肝を抜かれた
初めの方は主人公の男の人がめっちゃ良くて好きになる
時空の歪みというか違いが絶妙に散りばめられているのも凄い
…
映画という空間にしか存在し得ない時間。
どこか懐かしい未来、自分の知らない過去。
不思議な時空間の旅。
階段シーン、ラストの多幸感といい、内に潜む父という記憶、家族という記憶が私を包み込み、思わず、…
ずっと観たかった作品だったので観られて嬉しい。数日引きずるくらい最高の作品だった。
物語の中でも映画にしかできないことをしている作品だった。ずっととにかく面白い。
編集というものによって、それぞ…