あの世界的な天才ギタリストであるジミ・ヘンドリックス。彼が才能を見出された場所はNY。そこからロンドンでのデビューまでの2年間、彼はどんな日々を送っていたのか。無名のギタリストから誰もが知っている伝説となるまでの軌跡を描いた作品。
音楽に無関心の人でも知っているギタリストが、世界にどれだけいるのだろう。たとえ彼のことを知らなくても、実際に彼の演奏を聞けばすっかり魅了されてしまうのではないだろうか。
そんな人物についての話だから期待値が高く、結果的に私の期待には応えてくれなかった…というか、期待するものを間違えていたようだ。
私としては、もっと彼のギターを楽しみたかったのだけど、成功直前の暗黒の2年間にフォーカスしているから、輝かしいスターの姿がないのは自然ではある。とはいえ…やっぱそこを楽しみたかった思いは強い。しかも、その2年間の軌跡についても中途半端な感じが否めなかった。
