このレビューはネタバレを含みます
ベタで何が悪い。教科書的で何が悪い。
世の中に腐るほどある「ベタ」にも「教科書」の水準にも達していない映画なんかより一億倍良いですよ。
ひとつひとつの要素がとても丁寧に作り込まれた、純粋に「いい映画」を久々に観ることができました。
なにしろ「子供たちがひたむき頑張る映画」に滅法弱い私ですから。
しかも中学生の頃、音楽会で歌ったきりほとんど記憶の彼方に消えていた「マイバラード」が重要な役割をもって歌われた日にゃあ
懐かしいを通り越して感涙ものですよ。
正直ちょっとどうなの?って思うところがないわけじゃないんですが、ここまで真摯な姿勢で作られた作品にあーだこーだ粗探しするのはやめときます。
素直に感動しました。