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ストリートファイター 暗殺拳のKHのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

"Satsui no Hadou" "Ansatsu Ken" "Musya shugyou"

この映画は監督、脚本そして豪鬼役を務めたジョーイ・アンサーなる人物がストリートファイターが好きすぎてカプコンに許可を得て作ったファンムービーである。なので映画の節々から「あぁ本当にストリートファイターすきなんやな」と伝わってくる。
ストーリー的にはリュウとケンが暗殺拳を剛拳の下で修業している最中、ケンがリュウに先を越されているとの焦りから殺意の波動に頼ってしまう。その波動を察したかつての剛拳の修行仲間、そして弟の豪鬼が感じ取ってっていう感じ。

前述のとおりファンムービーなので愛が感じられるのは良いが、映画としてみると全体を通して修行しているだけでたまに剛拳の過去の話が挿入されるだけで物語の起伏がなく気づいたら終わっていた印象だ。あと音声は英語なのだが英語で表現できない言葉は日本語で話される。そのため最初に記載した暗殺拳やら殺意の波動やらの単語が流ちょうな英語の中いきなりカタコト全開で登場し、しかも顔を大真面目なのである。しかもそれを統一してくれるならまだしも、英語で言ったり日本語で言ったり安定していない点もこちらの集中力を欠いてくる。
(例:武者修行を"Musya syugyo"と言ったり"training"と言ったりする)

ストファイよりモータルコンバット派だった自分にはいまいち刺さってこなかったけど、ファンの方なら楽しめるんじゃないでしょうか?

そういや設定がアレすぎて発禁になったゲームにシャム双生児でケンとリュウがつながったキャラいたな。とかどうでもいいことを思い出した。
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