あーぁ

エクシジョン(原題)のあーぁのレビュー・感想・評価

エクシジョン(原題)(2012年製作の映画)
3.7
今ドキ女子の頭の中はまさにお花畑!
死体とセックルに人体解剖を夢見る女子高生のウハウハ青春夢物語!

冒頭のシーンからヒロインが空想の中の自分と向き合いながら血反吐吐きまくる強烈なオープニングから始まり

一目で”あ、コレ好きかも”ってなりましたね(*´ω`*)

女子高生のゆるふわ学園ライフに似つかわしくない死体愛やら人体解剖やらとエログロ過ぎる世界感がまるでアートのような映画ですが、思春期の危うさってほんとつくづく怖いなぁと思いしらされる今日この頃。

生理的にヤバ目な描写が多々ございますがちょいと主人公の気持ちも分からなくないというね。

わしも一歩間違えればポーリーンみたいに最悪の結末を迎えていたかも知れないと思うといい教訓ですな。


あらすじ⤵︎
世間を冷めた目で観る卑屈女子のポーリーンは毎日毎日母親からも小言つかれ、反抗期真っ只中。

学校の退屈な授業にも、もちろん上の空なポーリーンは『死姦でもSTDって感染るんですか?』と質問してはクラスを凍りつかせるいわば問題児。

カウンセラーのジョン・ウォーターズ神父の説教も口達者なポーリーンの前では犬の糞と一緒。
JKなんに早くもアウトロー街道真っしぐらな彼女の楽しみは頭の妄想の中だけ。

世間を見下しては芸術的すぐるエログロ世界に逃避行!
頭の欠けた死体とヨガりにヨガったり、裸体の上を這って鮮血風呂に浸かってみたり、いや本当脱帽ですポーリーン姐さん( ゚д゚)

そんな甘酸っぱい爽やかな青春を夢見るポーリーンには一つだけ気掛かりがありましたとさ。

それは難病で肺の移植手術をしないと命の危険状態にある妹のグレース。
グレースはポーリーンとは真反対な性格で優しく素直な可愛い女の子。
そんなグレースがポーリーンにとって唯一の心の拠り所でした。

ところがどっこい!
そんなある日彼女の頭の中で一つの結論を導き出してしまうのです。
妹も助かり自分の欲求をも満たせる唯一の方法を…


いやーぁ、かなりぶっ飛んだ映画でしたね笑
とりま主人公の変態イカれっぷりな妄想やら処女喪失やらが、かなりツボ過ぎてこんな今ドキ女子と是非友達になりたい!

エログロ描写は期待したほどすごいものではなかったけど今回が初監督作品なら中々手堅い手腕ですね!

全身血塗れになりながらのセックルは【エンゼル・ハート】のあのシーンを彷彿とさせるアート感ありましたね(´ー`)

んでまぁ思春期のJKほど怖いもんはないなぁと改めて感じる次第でした。
とりま鬱屈した学園生活や思春期に迷う少年少女よ、必須科目として是非観れヽ(゚Д゚)ノ
あーぁ

あーぁ