アンダー・ザ・スキン 種の捕食のnaokitのネタバレレビュー・内容・結末

キューブリックを彷彿させる雰囲気ある映像と、魅惑的なスカーレット・ヨハンソン、そしてなんとな〜く理解出来た難解なストーリー……そんな映画なのです。

男性の欲望を利用した家の中の捕食シーンは映像的にも秀逸。

謎だったのがバイカー達の存在。捕食の何回めかに、顔が皮膚病の男性と出会い、鏡を見て「顔の違いとは何か」から自我が芽生え、人に優しくされ感情を手に入れ……そう考えると、周りの雑事をこなしている様に見えるバイカー達は同じ異星人なのではなく、ヨハンソンは使役させられている下位の道具の様な存在、捕食された後の人間の中身はバイカー達の食糧になる…って事？そうでないと、逃げ出したヨハンソンをあんな必死に探さないような気が…？

しかし、優しくてくれた男性に初めて抱かれた時、ライトを股間にむけて慌てている仕草はかわいかった、「スキンスーツに穴あいちゃった〜‼︎」感が良く出ていたな。