スカーレット・ヨハンソンの非人間的なまでの美しさを利用したある意味スカヨハのアイドル映画（？）。
冒頭は『2001年宇宙の旅』を彷彿とさせるじっくりかつ不気味で訳の分からない感じから始まる。
その後はひたすらに宇宙人であるスカヨハが地球で新しいものを体感しつつ男たちを自らの美しさとその美貌で誘惑しながら、”ある場所”へ連れて行き、ある方法で彼らを何かのエネルギーにするのであった…
何故彼女が地球に来たのか、何故エネルギーが必要なのか、何のエネルギーなのか全く説明されないが、そこが本質になっているタイプの映画、所謂エンタメ系の映画とは違う為、それら理由は比較的重要でも必要でも無い。
トラックの運転のシーンのカメラの感じが凄い好き。
簡単に言うと「美女には裏があるから気を付けろ」という事なのか…
最後のあの“黒いあれ”はトラウマ級に怖いし不気味。
映像も美しいし凄い好きな感じの映像だしスカヨハのヌードもありなのに、これといった凄いメッセージがある訳でもなく、突出した何かがある訳でもない。嫌いじゃないけど、ちょっとどうなの…
途中、街中を歩くスカヨハを横から撮るシーンがあるが、向かいの店のガラスに完全にカメラマンとカメラが写ってしまっている。
