このレビューはネタバレを含みます
日本の夏や秋の夕方から聴こえるような虫の声で始まり突如静寂が訪れて沈黙を表すオープニング、印象深い。
深い靄が漂う海上を漕ぎ分けて進む舟、ぬぅっと現れる村人達、もうこれだけで日本初上陸の若者だったら怖いと思う。
日米豪華な俳優陣で固められていて、特にリーアムニーソン、浅野忠信、イッセー尾形が印象的だった。
本題、難しいな。西洋キリスト諸国、カトリックとかプロテスタントとか諸派の歴史、同じ宗派でも各国それぞれの事情、そして各植民地の歴史…
日本は今でこそ無宗教が多数で宗教対立なんて無さそうだけど、1番最初の仏教伝来時に物部vs蘇我の戦があって、それから神仏習合したり廃仏毀釈したり紆余曲折あって…自国ですら把握難しいのに、西洋キリスト諸国の理解深めるの難しすぎ。
何処においても変わらないのは政教分離は無理って事。
"転ぶ" "沼"