アンドリュー・ガーフィールドとかいう2016年キリスト教について悩む役ばっか演じた俳優は、確かに苦悩ぶりがハマっている
それにしても遠藤周作の原作をスコセッシがどうぶっ飛んだ作品に仕上げるかずっと楽しみにしていたのだけど、思いの外地味な出来になっていてつまらなくは決してなかったのだけど拍子抜けだったし、ぶっ飛び具合でいえば篠田版のが上だった
でも思い返せばスコセッシは最後の誘惑みたくキリストが関われば真摯な作品を手がけ、クンドゥンみたく東洋が舞台なら地味目に仕上げるような男で、この二つの性質が合わさったらと思うと合点がいき、これは予測できなかった自分のミスだなと反省
しかしやっぱりできればウルフオブウォールストリートみたいなイかれた作品が見たかったよな……