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パパが遺した物語のachakoのネタバレレビュー・内容・結末

パパが遺した物語(2015年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

人生って、いつどうなるかわからないと考えさせられたようだった…

娘は父親が大好きだけれど、母親の愛情も求めている
きっと誰しも父親と母親の、無い物ねだりで上手く甘えてきたと思う

母親を事故で亡くし、父親が娘を育てるのは色んな苦労があると思われるが、娘を溺愛していて自分の側から離す事なく育てる素敵な父親だった

実際は鬱病と闘っていたが、娘は理解できる歳ではなく何とも悲しい父親の最期…

その後、成長した娘は心の隙間を埋めるかのように夜遊びを重ねるが一向に埋まらず、そのトラウマ的な要素は彼女を苦しめている様にも思えた

育った環境でこうも人生を振り回されるのかと、色んな家庭環境はあるが、立ち直るには結局は自分次第なんだよなぁ〜と感じた

素敵な彼氏ができるも自分を愛せないが故の一夜の遊びをしてしまい、コントロールさえできない…
だが、彼を失って気付くこと、気付けたことが後にハッピーエンドに繋がって本物の愛を手に入れられたのだと思う

もっと自分を愛して、周りにも愛を与えられるような人間になりたいと思った
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