2015/07 劇場
スターリン政権下にある1953年のソ連。9歳から14歳までの子供たちが変死体となって発見される事件が発生する。現場は山間の線路沿いに限定され、全ての被害者は裸で胃が摘出されており、直接の死因は溺死であった。秘密警察の捜査官レオ(トム・ハーディ)は、親友の息子が犠牲となったことから捜査に乗り出すことに。だが、それを契機に元同僚に追われ、妻ライーサ(ノオミ・ラパス)にいわれのない犯罪の容疑が掛けられてしまう。窮地に立たされる状況で、真相をつかもうとする彼だが……。(シネマトゥデイ)
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この舞台設定でミステリーとか本来はすごく好きなジャンルなのにものすごく長く感じた。実際長い。
正直最初の40分はいらんかっただろと思ってたら原作あるんですね。
それにしても冗長で、もう少し編集でさくっと纏めてしまってもいいんじゃないかと思う。
最後の犯人に至るまでの道のりやその会話、ワシーリーとの対決にいたるまで唐突すぎてつっこみたいところが満載だったがミステリーとしてはアリなのかな?
原作を読むとそのあたりは補完されるのかな、と思うけれど映画としてはちょっとなあ、と思う。
ミステリーとしては重々しく、ドラマとしては現実味が無さ過ぎる印象です。
ただ、トムハやキナマンを愛でるにはいい映画だと思います。
主人公と奥さんの関係や、不器用な男を演じるトムハは大変よかった。
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