ちくわ

愛しの母国のちくわのレビュー・感想・評価

愛しの母国(2019年製作の映画)
3.3
いや~~面白かったwww
内容に疑問はあるものの普通にひとつひとつが良くできてます。良き事をしたものは報われるし、報われるだろうという希望に満ちている。
6、7話目なんか度直球にプロパガンダで笑ってしまいましたが(なんせ現実ではアメリカにぼっこぼこにやられてる現状に首席がかつての長征にながらえて国民を鼓舞しちゃいましたしね)、まぁ建国70周年記念作品だから…

それぞれの監督の色がでているものの愛国で纏まってるのでさほど違和感を感じません。とにかくそれぞれ構成がうまい。流石今をときめく監督を集めて撮らせただけあるという感じ。これが中国で爆発的に受けた理由がわかる。
しかし一番大御所のチェン・カイコー作品が一番最悪につまらなかったのが面白い現象だなと思います。流石にあれはやり過ぎでしょww

中国の監督はシナリオに制限があるぶん、如何に映像で引きつけるかというところに力を入れてる感じがします。邦画が益々オワコンになっていってるし、金がないのは悲しいことだなとしみじみ思う…

率直に私が中国人ならめっちゃ面白かっただろうな~~!!!みたいな感想です。
日本人が『日本のいちばん長い日』を見てぐっとくる感じに近いんじゃないかな…
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