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不屈の男 アンブロークンのdollyのレビュー・感想・評価

不屈の男 アンブロークン(2014年製作の映画)
3.9
ひと昔、アンジェリーナ・ジョリーの反日映画という事で話題になった作品。
いつか観てやろうと思っていて、やっと観た。
(遅いわ!www)
話としては、ルイ・ザンペリーニという実在のオリンピック陸上選手の実録らしい。ザンペリーニの搭乗した爆撃機の不時着から漂流、捕虜、終戦体験なんだけど、アンジェリーナが描きたかったのは本当に反日意識での日本なんだろうか?と思いましたね。
彼女がメインで描きたかったのは素直にザンペリーニの兵役の苦労や捕虜としての祖国への忠誠心だったのではないかなぁ。
全然反日意識なんて感じられなかったよ。確かに日本兵の米軍捕虜に対する扱いの辛い場面があるけど、そんな事はどの国でも当たり前だわ。
意味もなくザンペリーニをどつく渡邊伍長を日本憎しの象徴として描いたとしたらそれは仕方のないこと。(米戦争映画のドイツ軍と同じさ)
だから、この作品でアンジェリーナを叩いていたのはお門違いと思いますよ。
寧ろ、私としては渡邊伍長役にMIYABIとかいう気持ちの悪い男を使ったことに憤慨してしまいました。(日本軍がカッコ悪いわ) www
ということで、アメリカの小さな町のイタリア系移民の英雄ルイ・ザンペリーニの武勇伝として観ると、この作品結構評価が高いな。
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