キングボブ

ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男のキングボブのレビュー・感想・評価

4.0
「ブルースブラザーズ」に出演していたので、気になり鑑賞。

不遇な幼少時代から、栄光を掴むまでの伝記的音楽映画。
フレディ・マーキュリーやエルトン・ジョンもそうだが、音楽で成功を収めるには多少変人で敵を作りやすい人が多い。ジェームスも然りである。

ストーリーとしては少し淡々としていたが、いろんな時系列を作り出すことで様々な因果関係が見え、それが大きな感動に繋がった気がする。

本物をあまり知らないのでチャドウィック・ボーズマンがどうだったのかはよくわからないが、お母さんとハニーおばさんを演じたオクタヴィア・スペンサーとヴィオラ・デイビスは本当に素晴らしかった。
会いに来た母を冷たく追い払いながらも、泣きながら「不自由のないように頼む」といったシーンが1番泣けた。

ジェームス・ブラウンをよく知っていれば、非常に楽しめたであろう、音楽映画の良作。
キングボブ

キングボブ