学校が嫌になってサボっていつもよりゆっくり起きた午前中、こんな日はおしゃれな映画を観よう!って選んだこの映画。
ファッションも街並みも色味も、なんか全ておしゃれでうわぁ、また外国いきたくなっちゃったよ〜。
主人公にちょっと自分を重ねたりしてた。あたしは結構器用な方で、なんでもできるとかいい子とか、大人からそんな風に言われてた。それがいつの間にか「ういちゃんって、変わってるね」に変わってた。
あたしって変わってるのかなあって思ったり。でも、これって''人と違う自分が好き''っていうみんなみたいなやつなのかなあって思ったり。変わってると、変わってないの境界線がわからない。
変わってたらいけないなんて、思ってないけど。
今日学校をサボったのは、ばからしかったからです。ちっちゃい反抗してるやつがかっこいいとか、弱いものいじめで笑ってるとか、なんかそういうのが多すぎて。それに合わせなきゃいけない学校が、ばからしかった。今日は休みたかった。
けど、こんなん大人になったらもっと増えるんだろうなあ。もっと大変になる。きっと大人になったら中学生に戻りたいとか言ってるんだろうなあ。って、この映画を観ながら、ぼんやり考える。
きらきら輝く青春と、それを彩る音楽。飲み込まれないようにって引いて観てたけど、なんかだんだんどうでもよくなっちゃった。おしゃれ映画好きって、言ってもいいじゃんね。だってこれ、ほんと、羨ましいし、素敵だ。
好きなシーンとか、ありすぎます。好きな言葉も、好きな歌も。だから、この映画、大切にしようと思います。学校をサボって観る映画は、なんかちょっと特別で、感傷的で。残った午後は、素敵な音楽に酔いながら、過ごそうと思います。