dowaikiは家にいる

悪魔の倫理学/怒りの倫理学のdowaikiは家にいるのレビュー・感想・評価

3.0
〜隣人各自の異常な愛情〜

配信にないからTSUTAYA店舗プレミアム発動させて(旧作ゼロ円)借りてきた。
チョ・ジヌンとクァク・ドウォン出てて「倫理」や言われたら、多少嫌な予感しても観るやん?結果は…

いまいち!ノーおすすめ!
ごめんムン・ソリ!

英題は An Ethics Lesson 。大体邦題と同じ。じゃあ倫理観がテーマと思っていいんだな。と臨むも、登場人物の倫理観が最初から明け透けにガバガバなの。もうちょっと各自が「さらけ出す」段階を踏めば見応えアップしたのでは。とか。
中心が欠けた後に周辺が個々に繋がっていく様子は面白い。だけど終盤は「結局、"あの構図"に持っていきたかっただけかい」が透けたなぁ。
愛人。変態。ストーカー。クズ夫。
I did it out of love.
一人の女性をめぐる愛情のクロスオーバー群像劇。としてキレイに決まってくれれば良かったんだけどそんなに単純ではなくて。複雑な方が面白い?まぁ、そう、大抵はそうなんだけど、今作、全体としてブラックコメディ寄りの作風を考えると愛情一本、単純なほうが良かったんじゃ?
倫理を問うテーマに「金の関係」が邪魔になってる。

倫理ぶっこわれナンバー1はイ・ジェフン。
安定顔面のチョ・ジヌンとクァク・ドウォン。これってもしかしてマンネリ?キム・テフンはユースケサンタマリアだった。