うわぁ、すごく不思議。
独り暮らしのおっさんの所に住み着いたもう1人のおっさんと、その周りの、静かながらもワチャワチャした話。
実際「シングルでも大丈夫!」的な話を期待して観たから、腑に落ちないんですが、楽しかったです、うん。
「何なん?(特に近所のもう1人のおっさん)」って笑いつつツッコミながら観れます。ありそうな緩ーい作品なのに、要所要所、こっちに違和感を与えてくる。
うまく言えないけど、噛み合ってないような、不協和音みたいな場面がちらほらあって、そもそもこの“おっさん2人”のキャラ自体がアンバランス。主人公のフレッドおじさん、テオさんに優しくしてるようだけど、なんか服従させてるようなね、なんかね、違うかもだけど、そういうところも違和感もあるし。なのに仲良し。不思議でした。
それ以外にも、盛り上がりのシーンに1回挟まれる音楽とか、終わり方とか、紛れもなくハッピーエンドなんだけどね。
あー、なんだったんだろねぇ。でも不協和音が心地良いんだもんねぇ。
シングルをススメて欲しかったんだけどなぁ。