このレビューはネタバレを含みます
厳格なオジサンの人生がガラッと変わっちゃってびっくり、テオの潜在能力すごい。
開始数十分間は、アレこれってもしや好みじゃないやつかも...って思って早く終わんないかな〜なんて思ってしまったけど、最終的に色々腑に落ちてスッキリしたし全然嫌いなやつじゃなかった、よかった〜。
「孤独のススメ」っていうタイトルがつくくらいだから、何の前知識もなく観るとお一人様バンザーイって感じなのかと思ってたら、結局人は一人ぼっちじゃ寂しいし人生味気ないよねってことだった。まあ、そうなるよね！ひねくれた話が好きな人には物足りないかもしれないけど、割と正統派なハッピーエンドが好きな人にはオススメしたい作品かもしれない。
ところで何度もいろいろな作品のレビューで言ってることなんだけど、宗教を扱った作品で主人公が宗教によって幸せを感じられてるものにほぼ出会ったことがない。
あんなに信仰が厚かったにも関わらず、この作品みたいに結局神様はあてにならない、みたいなオチが多い。教徒の心の叫びなのか？それか、私が無意識にそういう作品を選んでるか...（笑）
テオがキュートだし、息子の歌唱シーンは感動するし、楽しかった！
