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自由が丘でのogierのレビュー・感想・評価

自由が丘で(2014年製作の映画)
2.8
作り物の世界に迷い込んだ様な気分。
いつもの会話いつもの空気、掴みかけた哲学も次の日には矛盾へと導き意識的な思想は無意識を超えることなくまた忘れさられてしまう。
流浪人の景色、差別スレスレの固定観念を打破する様に切り込むあの意識はあるいは自分に向かって放つ矢の様で思い出した様に目を鋭く細める。
現実か夢かはもはや問題ではないのかこの一人の男の無意識の欲望と人間関係の弱点を見せてくれるリアリズムな60分
あるいは時間さえも、、、
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