ひろ

自由が丘でのひろのレビュー・感想・評価

自由が丘で(2014年製作の映画)
3.7
加瀬亮から日々送られて来た手紙を落とし、バラバラになったまま拾い集め、そのままの順で読み進めるから、出来事の時制がバラバラ。こんな手法を使ってもホン・サンスはいつものまま。
1枚だけ取り残された手紙に書かれた内容が何かを考えると楽しい。
ホン・サンスだから、酒をもっとガブガブ呑んでくれるかと思ったら、オシャレに飲み過ぎていて残念だが、それでも面白かった。
本作でズームインやズームアウトは計15回あり、ホン・サンス独特のズームはそのうち10回位だった気がする。67分(クレジット含む)、全71カットだから、10回もあれば多い方なのだが、もっと多用しているイメージがあって、意外だった。
ヨンソンの部屋に『下女』があった。
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