Angeprunelle

自由が丘でのAngeprunelleのネタバレレビュー・内容・結末

自由が丘で(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

夢か幻か・・・
過去か現在か未来か・・・

いろんな可能性が広がる。

過去・現在・未来✧

妄想に浸っている時
過去の記憶に浸っている時
それは過去でも未来でも無く
体験している“現在”においては
それは“現実”と変わらない質感を持つ。

時間って流れてるものじゃないって事なのかな。

吉田健一さんの「時間」というエッセイをとりあえず読んでみたい♡

ホン・サンス監督の作品を観ると
自分の普段もっている“基準”とか
社会一般の“普通”とか“常識”みたいなものを
毎回崩されてしまうというか
疑問に感じてくる・・・

全く派手さや主張がないのに
観客を煙に巻いてしまう
不思議な魅力を持ってる✧
本当油断ならない監督だと思う♡

他人のなんてことない日常を
こっそり覗いているような
過去のアルバムをランダムにめくっているような作品✧

加瀬亮さん含め
みんなナチュラルで呼吸を感じられる
マイノリティー向け作品です♡

いつもの加瀬サンの流暢な英語ではなく
あえて日本語訛りの下手っピな英語で
演じてくださっていたので
より身近に感じられました✧
Angeprunelle

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