りょ

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのりょのレビュー・感想・評価

4.0
受け止めが難しい。
妻を失っても泣く事さえできず、ただ衝動に駆られるまま行動する。
そこにはあきらかな喪失感があるし、怒りにも似た感情もある。
今も妻を愛しているかといえば愛していないのだろう。
しかし過去には愛していたし自分だけを愛してくれていたはず。

ディヴィスの言動や行動に感情移入することは難しいけれど、観終わってから表現しがたい感情が溢れなんとも言えない余韻が残る。

ジェイク・ギレンホールの演技が素晴らしく、ラストシーンは秀逸。
りょ

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