このレビューはネタバレを含みます
「ちょ、待てよ」と
心の中で何百回と突っ込んだか。
トータルで言いたかったことは
「妻を亡くしたことをきっかけに、彼が世の中のいろんな事に気づき始めて変わっていく」様を描きたかったんだろうけど、だとして？？？だな。
まずその破壊衝動癖？
妻を亡くしたから許されるとでも思ってんのか？
しかも多いし長い。そのシーンのおかげで
映画のトーンとあわずに中だるみだぜ。
こんなに見てて気持ちの良くならない
破壊シーンも珍しい。
家の中でも「妻を愛していなかった」
としても、妻の物まで壊す？？？
思い出ごと消したいってか？？
自分のものだけ壊せよ。子供のやることじゃん。
相手の親の気持ち考えたことある？？？
やるなら人に迷惑かけない範囲でやれよ。
それなのに「君のパパには病人扱いだよ」ってそりゃそうだろうよ。
私がなくなった奥さんのパパだったら激ギレだな。
このお父さんむしろ優しいよ。私だったら顔も見たくない。
スピードがゆっくりな割に
ほっこりするのはカレンの息子と
遊んでる時だけで、いちいち主人公に
感情移入できないし、
カレンにも共感できなくてイライラしちゃったな。
最後に「本当に愛していないのではなく、自分が妻を愛する努力せず向き合わず、かけがえのない存在だった」って気付くじゃん。めちゃ遅いし、そこの描き方あっさりしすぎだし、そんなんとメーリーゴーランドでチャラにされるなよと思ってしまう（笑）
それでも評価を3にしてるのはちょっと映像が綺麗だったから。
