12歳の誕生日を控えたアレクサンダーはいろいろとツイてなかった。幸せそうな両親や兄弟が憎らしく、みんなが最悪な1日を味わえばいいと願掛けする。すると次の日、家族に次々と災難が訪れて…
次から次へとハプニングが起こる典型的なドタバタコメディ映画。こういったファミリー向けのドタバタコメディって最近あんまり見なくなったような。それともこの作品と同じで、日本で劇場公開されていないだけなのか。まぁ何にしても、子供が出てくるコメディ映画は大アタリもなければ大ハズレもなく、総じて無難な印象。この映画もまさにそんな感じ。登場人物もイマイチ魅力に欠けるし、笑えるシーンもたいしてないが、単純明快なストーリーとテンポの良さでなんとなく楽しめる。
それにしてもアレクサンダーは主役のはずなのにまったく目立っておらず、ヒドくてヒサンでサイテーサイアクなのは彼の家族なので、ちとタイトルに偽りあり。