想像以上に楽しい！
良い意味で自主映画的な雰囲気のある映画だった！
詰めた小指が飛んでって、たまたま持ち主を想う女の元にたどり着いて、そしてその指から本物そっくりのクローンを作る技術が一般家庭に普及してるっていうムチャクチャな設定だけど、アバンの過剰なコミカル演出の畳み掛けと、「地獄でなぜ悪い」イズムを感じさせるタイトルバックの勢いでガッツリ世界観に引きずり込まれてしまう。
物語も、好きな男の代用品として生み出され、挙句にオリジナルの代わりに働かされてる哀れなクローンが、意地をかけて殴り込みにいくアツい展開！
そしてここでのアクションシーンは、過去の数々の暴力映画(「アジョシ」「ザ・レイド」「アウトレイジ」...もちろん「仁義なき戦い」も)の影響を感じられて嬉しいし、特にクッキー焼くときの星型で眼球くり抜くアイデアは抜群！！
1時間弱という短い時間で、サクッと、でも大いに楽しめる映画だった！
