このレビューはネタバレを含みます
2024年初映画。
オカルト映画の新たな金字塔「マリグナント」を世に放った職人監督ジェームズ・ワンが、DCEUの頓挫、そしてアンバー・ハードの冤罪問題とトラブル山積みの状態でどのようなケリを付けるのか楽しみにしていたのだが...
中盤までの、温室効果を生み出すエネルギー源強奪パートは、これぞアクアマンという色鮮やかでスピード感のある戦闘がかなり楽しい。
ただ、その後は陸上が中心で全くアクアマンの必要性がなく、むしろ昔あったアーケードゲームの「レッツゴージャングル」みたいだった(まあそれはそれで面白みはあるとはいえ...)
一番残念だったのはラストで、発端の大ボスが復活するのは予想通りとして、どんな強さを見せてくれるのかと思ったら槍の投擲であっさり退場って...
エピローグの和平も取ってつけた感満載で、いくらジェームズ・ワンといえど沈没確定の案件に力尽きてしまったか...という感想。
締めがゴキブリ食いなのはあほくさ過ぎて好きです。