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ローマに消えた男のoliveのレビュー・感想・評価

ローマに消えた男(2013年製作の映画)
3.4
なんだよ〜おっ!の終わり方。だけどどっちもありでどっちでも行ける気がする。
自分の選挙だけにしか関心がない今の政治家達、詩を語れる、哲学を持つ政治家がいるのか?自分の言葉を語れる、心を動かすことのできる政治家を民衆は求めているのだと思う。
一番共感できたのがアンドレア、彼の苦悩や戸惑いが二人を際立たせていた。普通人は自分の中にポジティブなものとネガティブなものを同時に抱えその狭間でどちらかに傾きながら生きていると思うけど二人は明らかにその一方ずつを持っている、だから本当は二人で一人なのかも。一卵性双生児は同じDNAを持つから本来はこれ程違わないのでは?と少し疑問もの残るけど。
二役をやる話はたくさんあるけれど微妙なとこついてくるなという感じ。
エンリコとジョバンニ二人共モテる所がちと得心いかぬけれども面白かった。
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