夏色ジーン

ローマに消えた男の夏色ジーンのレビュー・感想・評価

ローマに消えた男(2013年製作の映画)
4.0
感想川柳「政治家も 逃げるは恥だが 役に立つ」

予告が面白そうだったので観てみました。φ(..)

イタリア統一選挙が迫る中、支持率低迷に悩むイタリア最大の野党率いるエンリコが、ある日突然ローマから失踪する。焦る腹心の部下アンドレアの窮地を救ったのは、エンリコの双子の兄弟ジョヴァンニだった。エンリコの“替え玉”に起用されたジョヴァンニは、驚くほどの機知とユーモアに富んだ言葉を駆使し、たちまちメディアや大衆を魅了していく。一方、失踪したエンリコは、パリに住む元恋人のダニエルの元に身を寄せていた…というお話。

政治家ってカリスマ性が必要なんだと改めて感じざるを得ない作品でした。((((;゜Д゜)))混迷した選挙前にあんな演説されたら、そりゃみんな「うぉ〜!」となるわ(o゜◇゜)ゝ劇中でも言ってた「弱ったイワシが人食いサメになった」らそりゃあね。どこぞのトップみたいにいちいちカンペ見ながらじゃ、説得力もないしああはいかない。で、当選したら中身空っぽとかね(笑)言うだけならタダだから。

ジョヴァンニはもちろんですがエンリコもなかなか味がある。(。-∀-)政治家が自分に影武者がいたとしたら何するんだろ?(;・∀・)日本の政治家のプライベートがあんなロマンチックだったらビビる。(。´Д⊂)

限りなくコメディなんだけど、何とも言えない哀愁があって結構好きな部類です。(*´ω`*)