米軍の無人戦闘機が12000km離れたラスベガス近郊からコントロールされ、3000m上空からゲームのように簡単に攻撃するという物語。攻撃される側は、気が付かないうちに逃げようもなく、四散してしまう。ピンポイント攻撃ではあるが一般人が巻き込まれるのは防げないし、少ないチャンスを効率的に使うには巻き添えもやむなしとして描かれる。
米軍の無人戦闘機は実用化され実戦で使われていると思われるし、中国・ロシア・北朝鮮でも大量に保有しているのが現実。
兵器は常に進化を続けていて思いもよらないような戦闘が現実化していく。人間の慣れや進歩は兵器の進化の後追いとなり、ミスや精神荒廃はさけられない。
出口の見えない迷路に迷いこんだような気持になりました。
