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キャロルのkotaのネタバレレビュー・内容・結末

キャロル(2015年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

映像、色合い、音、ロケーション、小道具…隙なく美しい。
テレーズの感情の描き方が秀逸。
電車のシーンとか、電話のシーンとか。

そしてなによりケイト・ブランシェット。
この人こそ髪の毛一筋から指先まで、隙なく美しい。
凛と筋が通りながらも弱さもあり、人としてきっちり描かれているのも素敵。
同じシーンが序盤と終盤であれだけ違って見えるのも、しっかり描いてくれたからだと思う。

勢いで何度も観るのではなく、折に触れて観直したくなる映画かも。
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